2004/6/18  7:53

再発して(入院して)  再発して
仕事の引継ぎをして、入院したら、主治医が変わっていた。とても若い医師で私は途端に不安になる。
病状やこれからの治療などを語る医師。私は「◯◯先生を信頼して入院したのに、何故変わったのですか?」など不満をあらわにしながらも、病院とはこういうものかと、諦めもあった。
しかし、若い医師はこう言った。「治療はほどほどにして、早めに退院して、ご家族と過ごす時間をなるべくとりましょう」と。
再発して、私はまだ何も治療を受けていない。これから、力の限り闘っていこうと決心して入院したのに・・・。
「先生、私と一緒に闘ってください。私は諦めていないんです」そのようなことを凄い剣幕で言った気がする。
その日のうちに、元の主治医がおずおずと私のベットにやって来た。
具合も悪く、入院のごたごたで疲れきっていた私は、口をきくのもわずらわしく、指先を動かす事さえだるい。
黙ったまま、たぶん虚ろな視線で元主治医を見ていたのだろう。
元主治医は、何も告げないで主治医を交代した言い訳やこれからも自分が治療すると言う話をしていた。
私は、もうそんなことはどうでもよくなっていて、自分の身体の辛さに耐えていたのである。
しかし、これが私と主治医の本当の信頼関係作りの第一歩だったのである。
医師は治療における唯一のパートナー。特にこのように、生命の極限においては、その信頼関係は非常に大切なものである。

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