2009/7/24

百人一首應答歌 二十  日記と歌論

浅茅生の小野の篠原忍ぶれど あまりてなどか人の恋しき参議等

浅茅生の去年にかはれる茂みにもいやまさりゆくわがおもひかな
ながれのおも




浅茅生のその後まで。



忍ぶれど色に出でにけりわが恋は ものや思ふと人の問ふまで
平兼盛

つつむともあらはれぬべき恋の色そこはかとなき香に立つものを
ながれのおも


色と香といづれが先か。これは個々人の感知能力の質にもよりませうが。
ちなみに百人一首にはしのぶの語多いのみならず、歌の心としても「しのぶ」形が異様に多い。これ承久の乱以後逼塞を余儀なくされた公家勢力の状況を反映してゐますか。

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