2009/7/31

百人一首應答歌 二十 二  日記と歌論

逢ひ見てののちの心にくらぶれば 昔はものを思はざりけり 権中納言敦忠


稲妻にうたれしごときたまゆらに過ぎし思ひの丈ちぢこまる
ながれのおも

一目ぼれといふことを西洋語脈では雷にうたれたといふやうですから、それを大和言葉にくだいて一首。




逢ふことの絶えてしなくはなかなかに人をも身をも恨みざらまし中納言朝忠


うらむこと絶えてしなくば今はただ弥勒の世にてあはむとぞ思ふ
ながれのおも


「恨みざらまし」といひつつわが身とおもひ人への恨みが迫つて來るところに特色ある歌です。
かういふ思ひは弥勒の世釈迦入滅後五十六億七千万年後に到るといふ弥勒の世にあふまでは遂げられまいかと。

0



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ