2009/11/12

落葉焚き  戀さまざま

落葉焚き終へつつなほもうづくまる女の産毛に冬透く日差し

救ひ呼ぶ母が手は力なく垂れゐき疲れ寝入りしたまゆら發作の

柊の垣に薄霜の降りて銀杏は日々に黄を加へ來ぬ

骨甕をあらたに乳兒の靈のかたはらに焚きけり別れし夫の手紙も

なぐさめもかねし女の喪の襟をあはれみ歸る我も老いつつ
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