2009/11/26

サナトリウム  戀さまざま

木枯しのサナトリウムの或る朝を救け呼ぶ間もなくて息絶ゆ

鍵盤を白魚のごとく奏で這ひし指もみほぐしやうやく胸へ

野邊送るほとりの沼の白鳥は己が身に首のせつやすらふ

書き込みを絶やさずありし譜面さへ白き煙りになしはてにけり

愛されて逝けるを謝しつよき縁を得たまへと君が親は願へど
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