2010/9/17

又傘を忘れて帰る朝  日記と歌論



又傘を忘れて帰る朝なれど晴れてすがすがしき彼岸の入り

東京へ来てから二十本は傘を忘れたでせうか。残りの生涯では幾十本になるものやら。
しかしこの雨の間に緊急の徹夜の保全仕事も終り、汗も今や滲む程度に落ち着き冷房も要せぬ部屋で呑むのはなんともいへぬ安堵を覚えます。

蝉らほぼ死せる木下に残りゐる揚羽の色はおのづから寂び

さうした形で新盆彼岸を経られたご婦人方もをられるかと。数日前亡くなられた谷啓さんのことも思ひあはされます。
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