女子サッカー界の名門、TASAKIペルーレFCが、28日の全日本準決勝の「神戸ダービー」INACレオネッサ戦に「1-4」で敗れ、20年のチームの歴史に幕を下ろしました。
代表キャプテンを務めたDF池田浩美は15年の現役生活に終止符を打ち、引退を決意したそうです。「TASAKI以外でのサッカーは考えられない。下手くそな自分を拾ってくれて、ここまで育ててくれたチームに感謝します。」と述べていましたが「ブランクがあっても、また、やりたくなった時には…?」と復帰に含みを持たせています。
代表MFの坂口夢穂など15名前後の選手は移籍を希望しています。早く移籍先が決まると良いですね。
経営再建中の田崎真珠は、選手に対して『引退して会社に残る』か『移籍してサッカーを続ける』かの選択を迫っていますが、20名の現役選手の内15名が現役続行を選んだということですね。
企業チームの存在は、親会社の営業成績に左右される宿命を持ちます。しかし、それには地域のバックアップがどれほどであるかという側面から、存続できるかどうかが決まる場合もあります。その意味では、神戸に2チームというのが災いしたと言えなくもないですね。でも、TASAKIペルーレFCにも、熱心なサポーターが数多く存在し応援を行なっていたでしょうに、その心情は計り知れないですね。勿論、選手の無念も計り知れませんが…。
岡山湯郷Belleは、来季からNPO法人化するとは言え、親会社を持たず、自治体と市民・県民、スポンサー企業によって支えられるチームです。一人でも多くの方が支援の輪に加わって頂けることを願って止みません。私も微力ながら、その末席に居させて頂きたいと思います。
ファジアーノ岡山や岡山シーガルズも同様の経営です。湯郷Belleと同様にご支援を願っております。

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