白鵬が鶴竜を力相撲の末に破って35回目の優勝を飾りました。
ところで、日本人力士の幕内優勝は2006年1月の栃東以来ないとされています。ただ、厳密に言えば2012年5月優勝の旭天鵬はこのとき既に日本国籍を有していたので、日本人力士の優勝に入れても良いかなと思います。それはさておき、白鵬の35回というのは何だかんだ言っても凄い記録であり、讃えたいと思います。
序二段の優勝決定戦は、大輝が宇良を下しました。次世代を担う若い力士の台頭を望みます。
さて、千秋楽の三段目取組結果です。左側が勝ち力士です。
【千秋楽】
北勝剛 叩き込み 若荒輝
伊勢ノ花 寄り切り 森垣
北斗 寄り倒し 渡邊
魁鵬 押し出し 出羽泉
湊竜 寄り切り 光源治
出羽ノ城 寄り切り 青砥
阿光 掬い投げ 謙豊
春晃 突き落とし 越ノ龍
藤大成 寄り切り 肥後ノ龍
千代疾風 引き落とし 勝武士
矢ケ部 寄り切り 浜美龍
琴鳳 送り出し 栃乃島
椿富士 押し倒し 幸山
蓮台山 寄り切り 大乗
武蔵国 下手投げ 朱鷺ノ若
闘鵬 押し倒し 力斗
海士の島 押し出し 武誠山
駒司 小手投げ 寛龍
高見劉 叩き込み 貴麻衣
大鷹浪 下手投げ 朝乃丈
大野城 上手投げ 山口
掛橋 叩き込み 琴大龍
琴誠剛 送り出し 宗像
琴の秀 押し出し 春日丸
玉金剛 突き落とし 鶴乃湖
玉大輝 寄り切り 高盛
水戸司 不戦 高麗の国
太熊 寄り切り 唐津海
克乃富士 寄り切り 琴欣旺
葵 下手投げ 電山
魁ノ隆 寄り倒し 大神風
福轟力 押し出し 天一
西大司の今場所は、3勝4敗で1点の負け越しでした。課題は少なくないですが、この1勝の重みを身にしみて感じることで少しずつ強くなってほしいものです。勝ち負けは時の運かも知れませんが、勝つ為にし続けないといけないことは沢山あります。日々精進ですね。
来場所、元気な土俵を期待しましょう。今場所も応援ありがとうございました。

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