「晴れたらいいね」⇒『ひらり』⇒「大相撲」というとっても苦しいこじつけです。
大相撲中継はNHKなので通常は華麗にスルーされるネタですが、懸賞金に関しての話題です。
大相撲にとっては非常に重要な相撲場風景の一つです。現在の懸賞金の金額はいくら?とか興味が尽きませんよね。
以前、話題にしましたが遠藤が大怪我にもかかわらず何故休場しなかったのか、なのですがこれには懸賞金などに絡む深い理由があったんですね。彼の取組に必ず複数本の懸賞を出している永谷園は協会にとっても大スポンサーの一つです。懸賞金は幕内の取組にしかかけられませんので、遠藤が十両に陥落してしまったら永谷園としても相撲協会にとっても非常事態です。

休場して完全に治ることを選択したい気持ちがあったとしても、こういったしがらみの為に休めないという事情は遠藤にとっては厳しい現実でもあります。
今となっては完全に治して「強い遠藤」の復活を待ちたいと願っています。
では、懸賞金のちょっとしたお話です。
@懸賞金は幕内の取組に限り懸けることができます。希望の取組、贔屓の力士の取組等に懸けることができます。
A懸賞金を出すと、その日の入場者全員に配布される取組表に「提供者名」が印刷されます。取組直前には呼び出しが掲げて土俵を一周し場内放送で読み上げられます。
B懸賞旗の寸法
「横70cm×縦120cm」
http://www.sumo.or.jp/pdf/honbasho/2016_kensho2.pdf
尚、懸賞旗は懸賞主側で制作して持ち込むことになっています。デザインに一定の制限があります。
http://www.sumo.or.jp/pdf/honbasho/2016_kensho.pdf
C賞金
・1本 「
62,000円(税込)」
・1場所15本 「
930,000円(税込)」
懸賞金の内訳)
*勝ち力士獲得金額:
56,700円
*手数料:
5,300円(取組表掲載料・場内放送料)
(平成26年4月改定)
※申し込み本数は、1日1本以上、1場所15本以上からの申し込みになります。つまり、1場所分、93万円が最低の申込み金額になります。
◇提供者名は、活字で15文字以内。この原稿が場内放送されます。
まあ、それがどうしたという話ではありますが、こういったことも知っていれば観戦に楽しみが一つ増えるのではないでしょうか?
西大司も懸賞金を受け取れる地位に早く上がってほしいものですね。

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