日本三名園(偕楽園,兼六園,後楽園)のおひざ元をホームタウンとする3クラブ(ツエーゲン金沢、ファジアーノ岡山、水戸ホーリーホック)で開催する企画
「アラウンド・ザ・日本三名園」は3年目の今季も継続実施されています。
三名園ダービーは、金沢がJ2に昇格したのを機にスタートしました。J2らしくクラブと自治体が連携して地元を代表する大名庭園と観光をアピール、来場者の拡大を図ることに主眼を置いています。
出典:http://www.mito-hollyhock.net/news/4282/
【今季のアラウンド・ザ・日本三名園 概要】
■参加クラブ/自治体
・
水戸ホーリーホック (水戸市・茨城県)
・
ツエーゲン金沢 (金沢市・石川県)
・
ファジアーノ岡山 (岡山市・岡山県)
■日程
3月4日(土) 14:00
水戸 vs 金沢 Ksスタ
4月8日(土) 19:00
岡山 vs 金沢 Cスタ
7月1日(土) 19:00
岡山 vs 水戸 Cスタ
7月15日(土) 19:00
金沢 vs 岡山 石川西部
10月14日(土) or 10月15日(日)時間未定
水戸 vs 岡山 Ksスタ
11月19日(日) 時間未定
金沢 vs 水戸 石川西部
■内容
◇各試合において観光PRブースを設置
◇自治体やクラブの様々な広報媒体を活用し,積極的にPRする。
出典:http://www.fagiano-okayama.com/
ところで、水戸の躍進を支えている1人が、松本山雅からレンタル移籍中の前田大然です。日本人選手としては規格外のスピードでガンガン突貫していくストライカー。今季、一躍注目を集めています。
では、今季得点力不足が叫ばれている松本山雅が何故、前田をレンタルで出したのか? そこは純粋に疑問になるところです。
恐らく、松本の1トップ2シャドーの今の戦術では入る場所がないというところでしょうか? 1トップには高崎または三島が入ります。2シャドーには広い視野とテクニックが求められます。スピードと突破力が持ち味の前田にとっては1トップもシャドーも得意なプレーではないというのが理由と思います。ポゼッションを得意としない水戸としては、守りを固めて一発カウンターというサッカーを主体とします。2トップの一角で前への推進力を要求される今のチームにピッタリフィットしたということでしょう。
しかし、足の遅いファジの3バックにとってはこのスピードは脅威です。対策としては、前田にスペースを与えないこと。器用さはあまりない選手ですから、得意なプレーをさせないで抑え込んでしまうことが一番安全と考えます。対策をどうとっているのかに注目しましょう。
現状ではJ2で一番乗っていて強い水戸ホーリーホック。前半戦の最終戦は、この難敵との一戦です。ゴール前を固めて一発カウンターに欠けるチームを苦手とするファジ。相性も良くありません。どうやってこじ開けることができるのか? 今のチーム力が試される難しい試合になりそうです。
後半戦への試金石。大事な試合です。
にほんブログ村

3