6日目の第1試合で参加32校が出揃います。そして、第2試合からは2回戦に入ります。
6日目の3試合の予定です。
▽1回戦
熊本西−智弁和歌山
▽2回戦
市立和歌山−高松商
星稜−習志野
第2試合に高松商、第3試合に星稜が出て来るので、観客数が伸びて盛り上がる1日かと思っていました。第1試合に登場する智弁和歌山は近畿大会準決勝の大差コールド負けがどうしても引っかかっており、諸手を上げて推すことができません。話題とすれば中谷新監督の采配なのですが、元プロ野球選手というだけの話題性では甲子園では未知数です。
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▽1回戦 (30,000人)
智弁和歌山
004 702 000│13
010 010 00X│ 2
熊 本 西
(智)池田陽・池田泰・山本・小林樹−東妻
(熊)霜上・中山・白石・霜上−伊藤
▽2回戦 (37,000人)
高 松 商
000 002 000│2
120 300 00X│6
市立和歌山
(高)中塚・香川−新居
(和)柏山・岩本−米田
▽2回戦 (38,000人)
習志野
000 100 101│3
010 000 000│1
星 稜
(習)岩沢・飯塚−兼子
(星)奥川−山瀬

奥川が本調子でない時にリードを許す試合展開になると星稜は弱いと思われていましたが、そのじりじりと負けパターンに引きずり込まれました。「強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強い」とよく言われますが、トーナメントではよりその言葉が現実味を増します。初日に登場して、奥川が最高のピッチングをして、死角なしと思われた星稜がこれほど早く姿を消すとは思いませんでした。ただ、勝った習志野にはサイン盗み疑惑が生じたり、自慢のブラスバンドが「うるさい」と近隣から苦情を寄せられるなど、後味の悪い勝利になりました。
大正・昭和・平成の全てで優勝する可能性を持つ唯一の出場校が高松商でした。四国王者としてやって来た平成最後の選抜で頂点に立つことはできませんでした。甲子園で勝つ為の絶対的な力が足りなかったということでしょう。長期低迷の時期を乗り越えて復活の甲子園となった3年前の選抜の準優勝にも届きませんでした。
第1試合、1回戦最後の試合は智弁和歌山らしい試合運びで大勝しました。しかし、この試合内容では中谷新監督の采配をみることはできず、日程的に非常に厳しくなる2回戦以降に手腕が発揮できるかどうかに注目したいと思います。
7日目は2回戦3試合が行われます。
▽2回戦
明豊−札幌大谷
龍谷大平安−盛岡大附
山梨学院−筑陽学園
神宮王者の札幌大谷と明豊の対戦する第1試合が注目されます。第3試合に登場する山梨学院は1回戦の大量得点を忘れて戦うことができるかどうかだと思います。
優勝争いの中心だった星稜の敗退が大会全体を沈滞させることのないように、選手たちに頑張ってもらわないといけません。
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ここからはあっという間に日程が進みます。
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