「東京ドームが金融子会社売却で巨額損失、4期ぶり無配」
企業会計
東京ドームが金融子会社売却で巨額損失、4期ぶり無配 : 経済ニュース : 経済・マネー : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
東京ドームが、金融子会社「後楽園フアイナンス」を売却し、巨額の損失を計上するという記事。
後楽園フアイナンスは、主に中小消費者金融向け融資を行っています。後楽園ファイナンスを売却するということは、これら融資を売却するのとほぼイコールですが、きちんと引当金を積んであれば、売却時に大きな損失は生じないはずです。同社の2006年1月期では、営業貸付金は約1260億円(引当金は約60億円)しかありません。その売却によって、2006年7月中間連結決算が971億円の赤字になってしまうというのは、簡単には信じられない話です。
これまで引当が十分であったのか、「疑念」をもって見る必要があります。