「監査人交代事例2件、いずれもトーマツの退任(5月18日)」
会計監査
最近の監査人交代事例です(5月18日発表分)。
1.
東海東京フィナンシャル・ホールディングス(東証プライム)
公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
トーマツ→あずさ、の交代です。
会計監査人のローテーション制度を導入したそうです。
「監査等委員会は、
会計監査人就任から 10 年経過時点で、監査実績等の評価を踏まえローテーションを検討する、「
会計監査人のローテーション制度導入に関する基本方針」を 2020 年 12 月21 日付で決議しております。
有限責任 あずさ監査法人を会計監査人の候補者とした理由は、本方針に基づき、監査に
新しい視点(フレッシュ・アイ)を導入することで、馴れ合いとなることのないように質の高い監査を目指し、会計監査の透明性を担保することにより株主の利益に資するため、会計監査人として要求される専門性、独立性、品質管理体制及び
監査報酬等を総合的に勘案した結果、当社の会計監査人として適任と判断したものであります。」
現監査人の就任年は、2006 年です。
2.
CDG(東証スタンダード)
会計監査人の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
トーマツ→PwC 京都監査法人、の交代です。
会計監査人の統一を理由に挙げています。
「当社の大株主である株式会社 CL ホールディングスが 2022 年 12 月期から国際財務報告基準(以下、IFRS)を任意適用することになり、IFRSでは、当社は株式会社 CL ホールディングスの連結決算の対象となります。これに伴い、
会計監査人を統一することによるグループにおける連結決算監査及びガバナンスの有効性、効率性の向上等について検討し、PwC 京都監査法人を当社の会計監査人候補者として選任することといたしました。」
現監査人の就任年は、2007 年です。
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