「YOKOTOKI LIVE Vol.16(2006/11/26,Goroソロ/ギターインスト一本勝負!)」
LIVE
【セットリスト】@いつの間にか秋が…
AWindRider
BLegend
C無題(Rag on E)
D砂上の都市
EWheeling
まずは準備運動を兼ねて、季節物という事で@でスタート。
さて、A以降見慣れないタイトルばかり…と思われたかも知れません。
告知当初より「いつもと違った事をする」と宣言しておりました通り、今回は2曲目から最後まで、「ギターインスト(しかも全曲オリジナル!)」でお楽しみ戴きました。以下各曲解説、拙い文章ですが当日の雰囲気…どんな風に弾いていたかとか…が少しでも伝われば幸いです。
【今回告知記事】
A…マスタードシードでも一頃インターミッションとして弾いていた曲。左手から解放弦とハイポジションのコンビネーションによる透明感を目指して繰り出した変則コードを、右手のスリーフィンガーで勢い良くメロディアスかつリズミカルに送り出して行きます。そう、ちょうど風に乗るかのように…
B…打って変わってクラシック調の静謐な小品で1991年4月の長野県松本市の「陀留州(ダルース)」での初演以来、主にLIVEのイントロダクションとして度々演奏しております。タイトルは愛器Ovationのモデル名"Custom Legend"より。
C…これまた打って変わって4capoのCコードで軽妙なラグタイムに近いスリーフィンガー。2コーラス目にブルースハープをフィーチャー。今回の中ではBの次に古くから練って来た曲ですが未だにタイトルが決まりません。
ここからいよいよオープンチューニングに切り替えて後半戦。
D…DADGADチューニング特有の響きをフラットピッキングで紡ぎ出す迫力溢れる?荘厳な?組曲。
「我儘之窯・其之弐」(2005/5/29)で詩人・
月花星氏とマスタードシードのコラボレーションで使ったモチーフを一作品として形にしたもの。
「押尾コータローみたい!」というお声がかかりましたがそりゃ褒めすぎです(^^ゞだって押尾さんみたいな難しい事は全然やってないもの(汗)。でも途中の盛り上がりで拍手を戴いたのは思いがけず嬉しゅうございました
D…前回のLIVE@博多エキマエ音舗(2006/10/13)の冒頭で初披露した、オープンDチューニング(DADF#AD)の曲。今回ギターインストづくしのLIVEをやろうと思い立ったのもこの曲を発表に漕ぎ着けたからでした。親指でひたすら続くDのオクターブベースに乗って人差し指と中指が単音メロディ、和音、アルペジオ…と多様なフレーズを展開し、徐々にボルテージを上げつつクライマックスへ……
4ヶ月ぶりのYOKOTOKI LIVE。旧知の間柄である喜島さんが主催している事もあり、何よりそのアットホームな雰囲気に、「帰って来た〜!」という感じです。この毎月のLIVEイベントに初めて顔を出させて戴いたのは昨年の11月、つまりちょうど1年!そのような感慨もあり、今回のような挑戦的な取り組みを出来た事と、そしてそれを見届けて下さった皆様には感謝の一言に尽きます。
ただ惜しむらくは、自分の演奏終了後に所用の為すぐに帰らなければならず、ニッチモ・サッチモ(前述喜島さんのユニット)、mantaroさん、岩切みきよしさん…終盤にかけて控えていた先達の演奏を聴けなかった事。楽しみにしてたんですけどねぇ。
次回のYOKOTOKI出演は年明け以降になりますが、その頃には現在休業中のコーゾーも復活してくれるでしょうから、併せて楽しみにしながら準備したいと思います。
【関連LINK】
・YOKOTOKI LIVE DIARYより今回LIVEレポート
・・・【PCサイト】/【携帯サイト】

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