映画「マエストロ」  映画

 映画「マエストロ」を公開初日の1月31日に見た。

 怪しい雰囲気の指揮者が中央交響楽団を再生する様子を映画にしたもの。「オーケストラリハーサル」という映画もあったが、指揮者と楽団員の葛藤を描いたものならば、ほぼ同じような場面もある。しかし、オーケストラと演技者を比べればはるかに今回の映画は良い。クラシックファンでも納得いく出来栄えだろう。

 「運命」「未完成交響曲」と二大人気曲の演奏が楽しめる。それが佐渡裕指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団の本物の演奏がバックで流れるから、うれしい。

 役者としての西田敏行は当たり前に上手く、怪しい指揮者・天道を演じる。片やコンサートマスターのヴァイオリニスト香坂演じる・松坂桃李は主役に相応しく若者らしく、悩みながらも皆をまとめていく演技で、好演。フルート担当の橘あかね・miwaは特訓もあり、見事な演奏ぶりで実際フルートをものにしたそうだ。他のヴァイオリンの大石吾朗は一人で弾かされ、あがって何回もやらされるが、弾く毎に自信を無くし、下手になっていく。思い悩んで人身事故寸前。気持ちが良くわかる。

 オーボエ担当の小林も良くオーボエ奏者の研究をして、まるで本物の奏者のようだ。他の方も良く練習したらしく見ていて安心した。

 エンディングテーマのピアノは作曲・演奏ともに辻井伸行。きれいな音色で癒されるエンディング音楽になっている。



 
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