サキの忘れ物  読書

 津村記久子さんの短編集

 主人公が一人称で語る、それぞれの内面が、どの掌編においても、あるものは生き生きと、また別のものは共感を持って読み味わうことができる。

 「王国」で、主人公を「見守っているよ」とささやくラッパムシのデリラは、かつて私にも存在した、あの光のいたずらっこ。
 もしかしたら、この友人を持っていた、または今もいっしょにすごしている人は、私の想像以上に多くいるのかもしれない。
 「こんなの見えてる? 見えてたことある?」と、きいてみようか。でも、だれに?

 「喫茶店の周波数」に出てくる店は、私がずっとほしいと思っている場所。
 まわりの席に座っている人たちの落ち着いた会話が、ラジオ番組のように耳に入ってくる、テーブルが広くて、照明が明るい喫茶店。
 ところで私の話す声は、どうなのかしら。。。
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エイフマンバレエ ダンサー  バレエ・ダンス

女性は172p以上、男性は182p以上という身長が入団条件の1つとか。
スラヴ系の人たちの、長く美しい手足。
ロシアのバレエ学校で育まれたクラシックバレエの素養。
加えて、あんなに背が高くてもキレッキレの動きができる身体能力。どうかすると、これまで見てきたバレエ団のコールド・ダンサーの動きが「ぬるい」と思ってしまうほど。

アンナ・カレーニナの前半は、ダンサーのフォルム、ムーヴメントの美しさとともに、クラシックの様式にとらわれない、ダイナミックで自由な表現に目を奪われました。

プログラムに掲載されているダンサーの写真とプロフィールは、「アンナ・カレーニナ」と「ロダン」の主役、それぞれ3人ずつ(招聘元のサイトにある)。
あと、B5サイズの紙が1枚。当初発表から変更になった、カレーニン役のプロフィール。

アンナ役とヴロンスキー役は20代。
「ロダン」の3人は80年代生まれ。

びわ湖ホールは、海外からのコンテンポラリー・ダンスの公演も毎年見かけます。
「ロダン」も喜んで観に行くファンがいらっしゃるのじゃないか、私も見たかったな。
1階中程、2階サイド席は、舞台に対する客席の高さ、距離が私にはちょうどいい。
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