組曲 ハーリ・ヤーノシュ  CD・レコード

 昨年11月にブログを始めてしばらくした頃、きのっぴさんのブログ cafe intermezzo を訪れてバロックの「組曲」と「パルティータ」の違いを教えていただきました。

 私はかつて、組曲は舞曲の性格を備えたセットではなく、バレエやオペラの音楽から取り出して組まれた曲集だと思っていました。時代は19世紀以降だと。バッハの無伴奏チェロ組曲を聴いていたのに、気がつかなかったというトホホな話です。でも、知るは喜びナリ。


 今月はしじみさん主催の組曲マンスリー。さて私はどんな音盤を持っているかな、ブログに書けるのはどの曲かな〜と探してみると、やっぱりバレエやオペラからの組曲です。何かしら物語があって、場景や人物の性格、心情を描写した音楽がとっつきやすいです。

そこで最初に取り出した音盤は
@TOWER.JP


◆Amazon.co.jp
コダーイ:ハーリ・ヤーノシュ


 合わせて収録されているプロコフィエフ「キージェ中尉」、ボロディン「ダッタン人の踊り」、リムスキー・コルサコフ「スペイン奇想曲(Op.34)」、リャードフ「魔法にかけられた湖(Op.62)」も、物語の断章を彷彿とさせる音楽でありました。余談ですが「魔法にかけられた湖」は、この1963年クリーヴランド管の録音が世界初CD化だったとか。

 セルの指揮はいつも、私の感覚のどこかを捉まえて導いていく、という強い押し出しを感じません。仕事人間の父親みたいです。いつも颯爽と、そしてさっさと行ってしまいます。どこかコツンと当たるものがあって、他の演奏では感じなかった魅力を発見なんてことは、まだまださせてくれません。でも何故か慕わしいのであります。

 セルと同じハンガリー出身、ほぼ同じ時代を生きたゾルタン・コダーイの組曲「ハーリ・ヤーノシュ」。愉快なクシャミ(管楽器のグリッサンド)で始まるこの音盤は、そんな父親が読み聞かせる寓話集。ライナー・ノートで簡単な場面設定を知り、生き生きとした具象世界を楽しむことができました。それは演奏が曲の内包する力を最大限聴かせてくれるから?

 セルの MUSICAL FABLESは「魔法にかけられた湖」でいつの間にか終わります。
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2007/5/12  16:36

投稿者:sweetbrier

しじみさん、こんにちは♪
組曲マンスリー、皆さんのエントリーを読んだり、所持している音盤を聴いたりして楽しんでいます。しじみさんの「ハーリ・ヤーノシュ」、お待ちしています。う〜ん、どの録音でしょう(^-^)

来月は交響曲連番ですね。私は1番と2番をどれにするかで、暗礁に乗り上げています…というか、まだ岸壁を離れてませんね〜
こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

2007/5/12  10:13

投稿者:しじみ

こんにちは。
先日はリンクのご紹介をいただきまして、ありがとうございました。
そして、「組曲マンスリー」へのご参加!重ねて御礼申し上げます。
今回はなぜか重なる曲が多いのですが、「ハーリ・ヤーノシュ」、私も書く予定でおります(なので、どの録音かはヒミツです)。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

http://ameblo.jp/lyricwaltz22/

2007/5/10  0:24

投稿者:sweetbrier

Niklaus Vogelさん、そのお話、貴ブログで拝読したような記憶が…他の曲だったかな。いいですね、お仲間が中学生の頃から♪

語り手つきですか。ユスティノフ!ポアロ?!きゃ〜っ、友達に知らせなきゃ。ありがとうございましたm(_ _)m とりとめのないお話、大歓迎でございます〜

http://ivory.ap.teacup.com/sweetbrier/

2007/5/10  0:17

投稿者:sweetbrier

吉田さん、こんばんは。「ハーリ・ヤーノシュ」と「キージェ中尉」をカップリングした音盤って、他にもいくつかありますね。
この音盤はその他の選曲といい、ネーミングといい、愉しいな〜うまいな〜と、聴く前から嬉しくなっちゃうんですよ、今でも。

ハーリ・ヤーノシュ。私はセルの指揮しか知らないのですが、他のを聴くと「ぬるい」とかなんとかイチャモンを言いたくなるかもも、です。録音もいいんですね(ホッ)。

http://ivory.ap.teacup.com/sweetbrier/

2007/5/9  23:30

投稿者:Niklaus Vogel

sweetbrierさん、こんばんは! 「ハーリ・ヤーノシュ」は有名曲にもかかわらず、長い間苦手としていました。中学生のころ、クラスメイトが「いい曲だ、いい曲だ」と言って聞かせてくれたのですが、焦点を合わせるのが難しくて…。
もう10年くらい前になりますが、この全曲録音を聞く機会がありました。映画俳優のピーター・ユスティノフが語り手のケルテス盤。やっとこれでこの曲の魅力に気づいた次第です。
ひさしく聞いていない曲ですので、今度の休みに取り出してみようかなと思っています。
取り留めのないお話し失礼いたしましたm(_ _)m

http://yaplog.jp/niklausvogel/

2007/5/9  22:57

投稿者:吉田

こんばんは。
同じものを持っていたかと思いましたが、ボロディンとかリャードフを覚えておらず、さきほど確認したらやはり同じCDでした。得した気分です(笑)。
セルのテキパキさ加減が「ハーリ・ヤーノシュ」にはよく合っていると思います。録音もいいですね。

http://beethoven.blog.shinobi.jp/


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