Noism07 PLAY 2 PLAY  バレエ・ダンス

 コンテンポラリー・ダンス作品「PLAY 2 PLAY - 干渉する次元」を観ました。休憩無しでおよそ75分の作品。私にはちょっと長い。途中で意識が遠くなりました。ダンス、音楽、舞台装置がとてもよかったです。公演後のアフター・トークでは「コンテンポラリー・ダンスを初めて観ました」というクラシック音楽ファンの男性、建築関係の仕事をしているという男性、そしてクラシックバレエを習っているという小学生の女の子などから、興味深い質問が飛び出しました。

日時:2007年5月19日(土)
開演:17:00
会場:兵庫県芸術文化センター 中ホール

■出演者
青木 尚哉  石川 勇太
井関 佐和子 佐藤 奈美
高原 伸子  中野 綾子
平原 慎太郎 宮河 愛一郎
山田 勇気

■スタッフ
構成・演出・振付:金森 穣
空間:田根 剛
音楽:Ton That An
衣裳:三原 康裕



 なにから賞賛してよいのやら。。。
 いま、ほんとにいいもの観たなーとしみじみ反芻しています。まずはダンサーに心から拍手を。この作品は井関佐和子さんを中心に展開していきます。今日は彼女の魅力をいっぱい感じました。男性と組むところも多く、そのコンビネーションもよかったです。

 ピアニストTon That An(アンさん)の音楽は奇抜なものではなく、最初の主題として提示される美しいチェロの旋律をはじめとして、ピアノなど馴染みのある耳に快い音で構成されていました。もちろん、緊張した場面やダンサーが激しく動く場面では打楽器や電子音も効果的に使われていたと思います。

 衣装は濃紺と薄い褐色の布をひとりひとり違うデザインで縫い合わせたユニタード、またその上に濃紺のシンプルなシャツ、パンツを付けて登場することもあります。

 舞台装置は3メートル超の鏡張りふう三角柱9本。1列に並べて立てると舞台幅くらいの大きさです。照明によってその鏡の向こうが透けて見えたり、見えなくなったりします。そして白い床。舞台側面と後は真っ黒ですが、後方の壁は四角く切り取られ、その横長のトンネルの中に80の舞台上席がしつらえてあります。照明は主に白色だったかな〜? あと、少し青とオレンジもあったか?

アフター・トークでの質問から
詳しくメモしていないので、言葉使いが違っているかもしれません。
◆クラシック音楽ファン〈男性)
チェロやピアノなどを使って美しい音楽でした。途中から、ストラヴィンスキーの「春の祭典」を思い出しました。今回はこの作品のために作曲された音楽を使われていますが、金森さんは今後、既成の音楽に振り付けるということは考えておられますか。

◇金森さんの答え
考えています。「春の祭典」は、多くの(バレエ・ダンス)マスターが振り付けている作品ですから、僕も時期が来たら…と。

◆建築関係の仕事をする男性
舞台装置に注目していました。(詳しくは失念。作品を作る過程で装置はどのように関わったのかというような内容だったと思います)

◇金森さんの答え
初日の1ヶ月前に装置の枠だけが入りました。まずその枠を使って作品の振付、構成を進め、初日2週間前にボードを付けて舞台に上げ、照明を当てて仕上げていきました。これができるのは、Noismがレジデンシャル・カンパニー(劇場専属のダンスカンパニー。作品の製作、リハーサルを劇場の舞台でできる)だからです。普通は本番の1日前に劇場に入るので、その時初めて照明を当ててやってみたのでは手遅れです(試行錯誤に時間を費やせない)。

◆誰の質問か失念
舞台上席を設けた意図は?

◇金森さんの答え
舞台装置の田根 剛が、ダンサーを近くで観ることに注目して提案した。それで近くに客席を置くならば、正面ではなく反対側を見せることにし、振付をした。

◆小学生の女の子
私はクラシックバレエを習っています。コンテンポラリーの勉強はまだ少し(1年?)しかしていないので、今日の作品の「物語」がわかりませんでした。小学生の私にもわかるように説明してください。

◇平原 慎太郎さんの答え
学校には正解があるけれど、ダンスはそうじゃないんだよ。
◇金森さんの答え
わからなくていいんだよ。いつか「あ、そうだったのか」って、思うときが来るかもしれない、それでいいんだよ。
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