メロディの告白  演奏会

 先の日曜日は、2年ぶりに古典四重奏団の演奏会に行きました。
 2010年2月14日と3月28日、2回シリーズのレクチャー&コンサートの2回目です。2月分は家族の急病人騒ぎ余波のため断念。この日だけの鑑賞となりました。弦楽四重奏の演奏会に行くのは2年ぶりでした。

〈クァルテット・アラカルト7〉
古典四重奏団『クァルテットは告白する』
 第2章〜メロディの告白〜

 日時:2010年03月28日(日)14時開演 
 会場:びわ湖ホール 小ホール
 プログラム:
  シューベルト:弦楽四重奏曲 イ短調 D804“ロザムンデ”
  シベリウス:弦楽四重奏曲 ニ短調 作品56“親愛なる声”
 出演者:古典四重奏団
     第1ヴァイオリン/川原千真
     第2ヴァイオリン/花崎淳生
     ヴィオラ/三輪真樹   
     チェロ/田崎瑞博

 古典四重奏団のびわ湖ホールレクチャーコンサートといえば、2006年のモーツァルト、2008年の後期ベートーヴェンに続き、3度目の企画です。

『弦楽四重奏は難しい・・・』という方にも、
  目からウロコの解説付きコンサート


というキャッチも同じだわ。懐かしい…が、ベートーヴェンの時はウロコはそのまま、厚くなったような
 なのに、なんでまた行くのかというと、「ハーモニー」とか「メロディー」なんていう、感覚的に味わえそうなテーマに惹かれたのだな。テツガクじゃなさそうだ、たぶん…と。

 期待に違わず、レクチャーはリラックスして聞くことができ、演奏も楽しめました。

 まずは古典四重奏団のみなさんの衣装
 テーマは春の湖畔かな。
 女性は光沢のある生地のドレス。それぞれに桜(川原さん)、湖水(花崎さん)、芽吹き(三輪さん)、そして日本画には墨ですから、黒一点ならぬボクひとり…の田崎さん   てね。

 レクチャーの中で最も印象的でおもしろかったのは、内気なシベリウスの告白(メロディー)を、イタリアンと対比して際立たせたところ。マスカーニの歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」の有名な間奏曲を四重奏で。もうね〜、わたし、イタオペはあまり好きじゃないと思っていたのに。

 田崎さん曰く
「息の長〜いメロディーが次から次へと〜」現れて歌っていく、この曲を聞いていると、私もやっぱり、あんまり難しいことは考えたくな〜い 人間なんだ、そうに違いないと気づいた次第。
「たくさんの窓があるアパートに囲まれた広場の真ん中で『君が好きだ〜』と大きな声で言ってるみたいでしょ」とな。うまい!

 この作品の標題について…
‘intimate’は、「親愛な」とも「内心の」とも訳されるそうなのですが、川原さんによる曲目解説には
自らの内なる声に耳を傾けるごとく書かれたこの曲は、その深く親しみあふれる風情から《親愛なる声》という副題がついています
とありますが、田崎さんはレクチャーで
Intimate Voices=内なる声
と話されました。諸説があるのかな。

 演奏については、また明日。
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