コンサートで合唱に合わせたスライドを作ることになり、古い写真がないか探しましたら、思わぬもの、先年なくなった叔父が撮ってくれたポジフルルムが多数見つかりました。
透かして見ると、家々の写真や家族の写真のようです。早速、鯖江の恵美写真館でスキャンしてもらいました。カビで汚れていますが懐かしい風景や家族がよみがえりました。家族の写真を並べてみたら、どうも50年前のこの時、ちいさなドラマがあったようです。
この時のことはまったく覚えていませんが、写真から再現してみました。
叔父が周りの風景を撮っているところに長男坊が帰宅。
つかまってパチリ。
妹も加わってパチリ。
母も呼び出されて、妹とパチリ
祖父母もでてきて全員でパチリ。
なぜか祖父は紋付すがた。
祖父
この後2、3枚、祖父だけの写真が続く。この時、皆家で着替え中。v(^_^)
妹登場。このあとファッションショー状態
母と妹
妹、母と一緒のときは本当に嬉しそう。
祖母と私も加わって
なぜか私は長靴のまま(泣;)
当時も、そしてそれからずっと、私の家にカメラはありませんでした。東京のハイカラな叔父が写真を撮ってやるというので、みな着替え、一大イベントになったのでしょう。この写真に父はいませんが、仕事中だったのでしょう。
思いがけない形で50年前の家族に再会できて、感無量です。
この写真の時期ですが、よくわかりません。私の制服は小学校のものか中学校の物かによりますが、小学校のものだと、小学6年生(昭和38年)で妹は保育園の年長、中学生だと1、2年のころだと思います。でも中学生にしては、ずいぶんと幼いような気がしますが、当時はこんなもんだったんでしょうか。
季節は、ほかの写真で葉が落ちて柿の実がいくつか残った柿の木があることから、11月から12月にかけてではないかと思います。
当時叔父はよく私の家に来ており、来るたびに母の打つそばを、うまいうまいといって食べていました。この時も新そばを、うまいうまいといって食べてくれたのではないかと思います。

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