「<ラグビーワールドカップ「南アフリカ戦」実況の違い>」
私のメッセージ
笠原君(1組)が「ラグビーワールドカップ「南アフリカ戦」実況の違い」という記事を読んで ちょっと興奮して書いてしまったそうです。FBからの転載です。
管理人
ラグビーワールドカップ「南アフリカ戦」、ヘッドコーチ ・エディージョーンズとオールジャパンは 南アとの試合が決定した時点から 綿密な情報戦事前準備を開始した。相手チームの癖はもちろん 、ホイッスルを吹く審判の思考を分析するだけでなく 審判の精神に 刷り込みまで行なった。
いろんなことを思った。 日露戦争で 圧倒的なロシアの軍事力に対し 日本は国の存亡をかけロシアと戦った、ロシアの革命勢力を支え 抑圧されていたユダヤ人のネットワークや資金を借り受け 、ロシア国内では陽動作戦、また国を挙げた 冷静な相手の 軍事力の分析 、「海軍はバルチック艦隊を全滅させる、陸軍は戦いを五分五分引き分けに持ち込む 」という明白な目的を決め さらに冷静に軍事的戦略を立て、外務省は開戦の時点で終戦の形を画策し、「薄氷の勝利」を得た。「杉原千畝の 命のビザ」は このネットワークにまでつながっている。日露戦争の後 ロシアに抑圧されていたフィンランドでは今も東郷ビールがあり、現在もロシアと揉めているトルコではトーゴーという名前を子供に付けたと言う。
ヘッドコーチ・エディージョーンズは、戦いの前に選手たちにこう言った、「相手にリスペクトされよう」。日本のブレーブ・ブロッサム(桜の戦士達)の南アフリカ戦の勝利は世界の人々に日本人のフェアプレー精神、真っ向からのファイティングスピリットを、感動とリスペクト(敬意)と共に 強く印象づけた。
ラグビーの発祥の地であるイングランドは、次のラグビーナショナルチームのヘッドコーチに、初めて慣例を破り外国人であるエディージョーンズを迎えた。あの戦いの衝撃がこれだけでもわかる。笠原(12/10)

5