今日久しぶりの朝の散策、ラジオ体操が始まる6時半ごろにちょうどお宮さんの境内にいて、子供の頃を思い出しました。
夏休みの朝、どこでも子供たちはラジオ体操で始まります。うちの孫も1年生になりました。がんばって皆勤賞だそうです。
私たちの子供のころもそうでした。当時、私たちの集落では、ラジオ体操を神社の境内でやっていました。白山神社に登る中段にある今見ると狭い広場がその舞台でした。
6時半前中学生が下の写真の左下の手水舎のところにラジオをおいて、ラジオ体操が始まります。
ラジオ体操が終わった後、私たちは2組に分かれてリレー形式のかけっこをします。中学生が小さい子から順に二組に分け、並ばせます。
ヨーイ、ドンでスタートです。どこがスタートかは忘れましたが、速い子も遅い子もみんな一所懸命走ります。
そして、手前の急カーブになっている場所ではみんなそこに立っている木に片手をかけて曲がりました。下の写真の前面の木のちょうど日が当たっている辺りですね。そして狛犬と木の間の狭く、足場の悪いところを走ります。今見るとよくこんなところを走れたな、と思います。
子供たちの夏はそれだけでは終わりません。お盆には、このお宮さんの境内で運動会がありました。この運動会は、すべて子供だけでやります。運営は勿論、賞品などを買うお金も、中学生が杉林の下草刈りなどの仕事を探してきて小学生を含む子供らで稼ぎました。そういえば山を越えて薪を担いで運ぶ仕事もあったなぁ。えらかった(つらかった)。
子供たちだけでやるとはいいながら、いくつもプログラムがあり、マラソンもありました。私は、マラソンには苦い思い出があります。(泣;)
もう50年くらい前のことです。
家に戻ったら、透明感あふれる青い朝顔が目に飛び込んできました。偶然ですが、青い朝顔の後にお宮さんがあります。


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