待ちに待ったこの日がやって参りました!! って情報としては遅いくらいなんだけど、私が聞いたのが昨日だったもので。
私の中では今年の(たぶん)最大のビッグ・イベントは、大山崎山荘美術館で開催された山口晃画伯の展覧会『さて、大山崎』なのだが、それに次ぐビッグ・イベントだ。山口晃画伯が東大出版会のPR誌『UP』で連載中の漫画『すずしろ日記』が、ついに一冊の本としてまとめられ、出版されたそうなのである!
実はタイミング的に『すずしろ日記』、そろそろ本にならんもんかいな、となんとなく考えていたところだったのだ。トリハダが立つくらいのシンクロニティーだ。
この情報は、いつもクールで明晰な同僚のMさんが、いつになく上気したように見えるくらいの大ニュースとして報告してくださった。もちろん彼女も山口晃ファンのひとりで、上記の展覧会にも行かれている。
「すずしろ日記が出たんですよ!」ここまではいい。この後、彼女の顔が曇る。「でも2500円もするんですよねぇ・・・」 うーん、マンガが2500円とは・・・。それはさすがに即飛びつくことは難しい。
とにかく詳細情報を確認せねば。彼女に「購入をご検討ください」と言われたので、昨夜、この快挙を成し遂げた
羽鳥書店のHPを偵察する。以下が『すずしろ日記』の内容↓
山口晃のエッセー漫画
月に1度の楽しみがついにまとめて読める。東京大学出版会PR誌『UP』に好評連載中の「UP版すゞしろ日記」の第1回〜第50回までを収録。元祖すゞしろ日記〈描き下ろし解説付〉をはじめ、各バージョン――美術手帖版・プリンツ21版・OH!ヤマザキ版・さて、大山崎版――のすゞしろ日記が大集合。白州探訪乃記、アトリエ探訪/仕事場リアル探訪、私的ラジオ生活、大相撲観戦乃記、藝術カフェー乃圖、モーニング25周年表紙原画など、カラー作品も多数おさめる。斗米庵双六には、オリジナル駒とサイコロのおまけ付。
これを読んだら、「もう、買うしかないでしょ!!」というもんである。品切れになっていないことを祈りつつ、注文しなくちゃ!
あっ、それから、このHPでは、書店さん向け販売促進用POPを、なんと山口画伯みずからが3パターンも創られているのです!! 書店さん、販売にご協力お願いしますね!
ちなみに私は2のパターン(書店の物陰から自分の本を手に取ってくれているお客さんに向かって「どうかそのままレジまで!」と祈っている山口さんの自画像)が、いかにも、らしくて大好き!! 書店でもないのに、おもわずプリントしてしまいましたよ〜(笑)♪

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