クモハユニ64000という1形式1両の珍車が、Nゲージのプラ量産品としてKATOから製品化される時代が来るなんて誰が思っていたであろうか。

実車についての詳細はググれば沢山出てくるので割愛して、模型の方は飯田線でペアを組んでいたクハ68412との2両セット。そのため、両運転台車でありながらクハと連結する側の運転台はライトユニット非搭載となっています。

右がクモハユニ64の動力ユニット。左がクモハ42の動力ユニット。クモハユニは室内パーツも片方しかライトがつかない仕様。

右はクモハユニ64の貫通側運転台。ライトユニットの代わりにテールライトには赤のクリアパーツが入っています。左はクモハ42のボディからライトユニットを外した状態。
クモハユニの天井にヘッドライトへの導光用の穴を開ければよさそう。

ということで屋根板を外してみると…。おや、貫通していないお誂え向きの角穴が。

ピンバイスで穴を開け、それらを結ぶように切り込みを入れて貫通させます。

貫通させた状態。この後、ライトユニットが収まるように角穴を整形したり、貫通側運転台の窓ガラスも何か所か削って調整します。

ということで貫通側運転台の点灯化完了。下回りはクモハ42にクモハユニ64のモーターカバーを組み合わせてますが、室内パーツが気になるので背もたれをカットするか、クモヤ90などの事業用車のを使った方がよさそう。
ところで、クモハユニ64の品番が「6900-1」だったんですけど、バリエーション展開するつもりなんですかねえ。