2008/12/17

Instamatic Karma  John Lennon

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ジョンが生涯で一緒に暮らした女性は3人いた。
最初の妻シンシア、亡くなった時に妻だったヨーコ
そしてヨーコとの別居中に行動をともにしていた
中国系米国人のメイ・パン。

そのメイ・パンが書いた写真文集の日本語版が先月出版された。
「ジョン・レノン ロスト・ウィークエンド」である。
(原題:Instamatic Karma)

彼女がジョンと暮らしたのは1973年秋から約一年半。
俗世間的発想で言えば愛人ということになるのだろうが
ジョンとヨーコの忠実なアシスタントだったメイが
ジョンと暮らすようになったきっかけはヨーコの
「あなたがジョンと一緒になるといいと思うの」とか
「ジョンから誘われたら断らないようにね」という言葉だったようだ。
ヨーコさん、恐るべし(爆)

当時ジョンとヨーコはうまくいっていなかったそうだ。
レノン夫妻の個人的なアシスタントといっても
メイにとってジョンは雲の上にいるような人物。
そんなジョンから愛を囁かれても
すぐには応じられなかったらしい。
そりゃあ今まで仕事上のボスだったわけだからね。
しかし、ジョンは本気だった。

メイが撮ったジョンの写真を見ると
彼が確かに彼女を愛していたことがよくわかる。
これを俗世間的発想で言えば浮気、となるのだが
一年半という短い期間だったけれども
ジョンは本当に本気でメイを愛していたのだと思う。
写真に写ったジョンの穏やかで楽しげな表情は
それを証明していると思う。

メイと暮らした一年半後、よく知られているように
エルトン・ジョンのライブ・ステージに上がった後
ジョンはヨーコの元に戻るわけだが
この写真文集にはその時の詳細は書かれていない。
始まりも突然だったが、終わりも突然だったふたり。
ジョンはどう考えていたのかなあ・・・。

この一年半について
ジョン・レノンの生涯の中ではこう呼ばれている。
「ロスト・ウィークエンド」(失われた週末)
ジョン本人もインタビューで同じ呼び方をしている。
実際、週末ごと?に飲んだくれていた事実もあるようだ。

ところがこの写真文集を読むと
決して無駄な時間だけを過ごしていたわけではなかったことが
多くの写真とともに書かれている。
ジョンにとって、実際はとても充実した一年半だったようだ。

しばしば会っていたポールとリンダ。
数年ぶりに関係を回復した息子ジュリアン。
たくさんのミュージシャンたちとの付き合い。
メジャー、マイナーと名付けた猫たちとのひととき。
それら全ての写真に
いきいきと暮らしていたジョンの姿が重なる。

「ジョン・レノン ロスト・ウィークエンド」は
シンシア・レノンやオノ・ヨーコに最大の敬意を払って
メイ・パンが送り出した写真文集である。
俗世間的な暴露本ではないのだ。

ちょっと早いが
ワタシには最高のクリスマス・プレゼントになったよ!
0



2008/12/21  1:12

投稿者:torami

みかん3。さん
な〜るほど、そういう分析もアリですね。
ジョンって女性から見れば、ほおっておけないタイプの男性ですよね(笑)

メイはその後、結婚してお子さんもできて、幸せに暮らしているようです。
ジョンの「私」の部分についてよく知る人物の証言は貴重です。

2008/12/20  7:55

投稿者:みかん3。

メイ・パンに対するジョンの想いは「愛」ではなく「恋」だったんでしょうね
一般に人を好きになる「恋」の賞味期限は3年なんだそうですよ
(もちろん 個人差はあるようです)
恋をすると頭の中にエンドルフィンなどが大量に発生して
いわゆる恋愛脳という 一種の錯覚状態になるんですけど
この麻薬効果の持続時間が 平均3年なんだそうです
ジョンがメイ・パンに恋して その思いが受け入れられるまでに
時間がかかったようですので
恋愛が成就して一緒にいた期間が1年半をプラスすると
この恋愛脳の3年という期間に当てはまるような気がしますね

恋は3年でさめるんでしょう
その後「愛」に移行できるかどうかが
「恋愛」を長続きさせる秘訣なんでしょうね・・・

でも 錯覚から目が覚めたジョンは 本来愛していたヨーコの元に戻ったというところでしょうか・・・

ヨーコは そのあたりを感覚的に 当時すでにわかっていたのかもしれません
成就することなくいたら もしかしてもっと長引くかもしれないと・・・

成就しない「恋」は 結構 引きずりますからね・・・

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