2005/11/1

YES  John Lennon

週刊モーニングに連載されている
佐藤秀峰 作「ブラックジャックによろしく」
医療現場を舞台にした社会派マンガである。
そのため内容は深く重い。

今週号で”精神科編”が完結した。
あらすじはここにはとても書ききれないので
興味のある人は単行本を買って読んでみて欲しい。

”精神科編”の最終話では
精神病患者に対する世間の偏見に
耐え切れなくなり自殺を図った男性患者が
奇跡的に一命を取り留める。

彼は同じ精神病患者である女性と
お互いに好意を持ち合っていた。
生死を彷徨う意識不明の中で彼は彼女の夢を見た。
夢の中で見た彼女が彼に生きる力を与えたのだ。

そして意識を取り戻した彼が
このマンガの主人公である男性研修医に語り始める。
ジョンとヨーコが初めて会った日の話を。

その話を読み終わりページをめくると
まっさらな2ページに小さい文字が書かれている。
それはもちろん
   
YES

最後のページには精神病患者同士の男女が
寄り添って歩く後姿が小さく描かれていた。

決してキレイごとで終わったわけではない。
この先、彼らが幸せになれる保障はない。
今以上に不幸になるかもしれない。

しかし彼らは愛情という強い絆で結ばれたのだ。
愛し愛されているという充実感は

YES

この言葉を信じて生きて行く自信に繋がったのだ。
そう思いたい。

ところで
このマンガでジョンとヨーコのエピソードに
出会えるなんて。
驚いたなぁ。


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